2003年1月18日 野島定点観察活動報告

天気 晴れ
気温 5℃
水温 8℃
参加者: 坂本 工藤 反田
木村(尚) 諏訪部 安斎
高橋(正) 相原 伊東
三浦 深沢 角石
陸上: 荒井 ダイバー  12名
伊東(め) 陸上  4名
滑川
坂本家族
作業内容
9:00 野島研修センター 集合
10:00
10:30 ボ岩定点観察 海の公園側アマモ観察 (ボートにて移動)
11:00
11:30 矢板 定点観察 FMブルー湘南 生放送
12:00
13:00 昼食
14:00 解散


   9時半着替え中

         
ワレカラの完全体(とってもめずらしい)  水路のアサリの殻          カニ干潟の観察風景

     
アサリ獲りの鋤簾(ジョレン)       プロのアサリ獲り
県条例では禁止されている・・が。

         
海苔ひび                      矢板側定点に向かうダイバー
海苔が波で流され 海岸には 海苔が

                    ここにメーター表示を行っている

            矢板 アマモ 定点 風景

  

 昼食風景 中華の出前 『とても温まります。』

ワレカラ豆知識  【分類】節足動物門・甲殻綱・軟甲亜綱・端脚目・ワレカラ科
 ワレカラは1-3cmほどの甲殼類で、海藻の上などを生活の場としています。小さいけれどごく普通に見られる動物で、海藻を食べればワレカラも知らないうちに食べているはずです。 それで「ワレカラ食わぬ上人なし」という諺(ことわざ)があります。

 ワレカラは後方の脚、歩脚でしっかりと海藻にしがみついています。移動するときは前方の脚、顎脚(がくきゃく)をつかいながら、シャクトリムシのように進みます。 拡大して見るとどこかカマキリにも似ているようです。

 磯魚の重要な餌となっていますが、 ワレカラ自身はヒドロ虫のポリプ・小さな甲殼類・海藻・腐敗生物などを食べています。

 ワレカラの種類によっては、親と同じ姿になって産まれてきた子どもを外敵から守りながら育てるそうです。 そういえば、親ワレカラを中心とした海藻の上に、数mmの小さなワレカラの子どもがたくさんついているのを何度か見ています。


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