11月10日
長潮 干潮 06:32
冬場は、大きく潮が引く時間帯が、夏と逆転して、夜になります。夜潮(よしお)の季節です。
引き網の生き物
ヨウジウオ・アミメハギ・ツノモエビ・メバル・カジカ
視認されたもの
ツバクロエイ・イワシ・ソラスズメ・トノサマダイ・タイラギ
☆ コウイカ☆
定点の朝、工藤さんがコウイカを釣ったそうな。
私の釣りバカ師匠は、11・12日の二日間、野島沖で、合計60杯!のスミイカをゲット。
今年の東京湾は、昨年までの不調が嘘のように、スミイカ・アオリイカが湧いています。
彼らの餌になるシャコも復活しているといいのですが。
☆ イワシ☆
スミイカとともに、イワシも多い年です。
アマモ移植会の日の海の公園、沖ではシコイワシの群れ・群れ・群れ。
透明度がよいので、船の上から、海底のヒトデやアマモ種子を埋め込んだ粘土が白く確認できるのだけれど、イワシの群れがザッザッと通過する度に、ヒトデが見えなくなってしまう。
某日、中村川にマイワシの群れが入り込んでいた。
中村川は横浜港につながり、根岸港につながっている掘割川とも合流しているので、ハゼやボラやサッパの群れ、スズキ、たまにトビウオの赤ちゃんもいるのだけれど、
マイワシを見るのは、初めて。渦を巻いたり、ボール状になったり、水族館の展示そのままのイワシの群れが近所の川で見られるとは!!
で、イワシの群れを取り囲んで、ヨダレを垂らしたスズキが10尾ほど。
透明度がよいので、マイワシVSスズキの駆け引きがよく見える。
スズキは本当に捕食が下手なのだ。
口を半開きにして(精悍なスズキがちょっと間抜けにみえる)、ノタノタとイワシの群れに近づくものだから、イワシたちは余裕でスズキを交わしている。
10尾もいるのだから、セーノ!で襲い掛かればよさそうなのに、それもしない。
早朝や夕方の薄暗い時間や、暗い物陰に潜んで迷い込んできた小魚を食べている生活がよくわかる。
イワシたちは、無事にスズキをかわして海にもどったろうか?スズキは美味しい思いができただろうか?
☆ 早川丸の船長さん☆
早川さんの船の船べりにご注目。船べりを覆って丸いパイプがはめ込んである。
ダイバーが海から船に這い上がりやすいようにとの、早川さんの工夫。
確かに、パワーのない私でも、船べりに掴ってフィンを一蹴りすれば、パイプの丸さに助けられて、簡単に船に転げ込める。
船べりの角でアザを作ることもない。早川さんって、いつもグー!!なのだ。