12月20日

晴れ

水温 約15
塩分 アマモ場:約27パーミル、
   野島水路:約25パーミル

酸素濃度 アマモ場:8.7mg/l、
     野島水路:10.2mg/l

リン酸 アマモ場:0.02ppm、野島水路:0.03ppm
COD アマモ場:2ppm、野島水路:8ppm<
計測時潮位:約150cm(11:00)

       データ提供: アマモンクラブ

※写真撮影:菅家さん

  

☆引き網の生き物☆
 アミメハギ・ニクハゼ・ツノモエビ・モエビ・ヨウジウオ・ヒメイカ・アナハゼ・メバル
 ツノモエビは、抱卵中!

 

 

☆アマモンクラブ☆
 今月から、アマモンクラブの子どもたちが、定点に参加してくれます。
今回から、水質データを、アマモンクラブに提供していただきます。
日本一きれいな海水浴場と比べて野島の海はどうなのか、とか、項目の意味とか(私にはわかりませんので)、調べていると年が明けてしまうので、1月の定点までの宿題にさせていただきます。

☆アオリイカ☆
村石漁労長は、海のお仕事なのでちょいちょい出張先の海の珍味を差し入れてくださいます。
今回のお土産はアオリイカの一夜干し。アオリイカですよ、アオリイカ!!
美味な頭足類について考えると、つい取り乱しがちになってしまいますが、ナマイキ盛りの高校生に、
「炙りたてのコレ食えるんなら、オイラ、来月学校休んで定点に来る」と、不埒な台詞を吐かせるほどの逸品なのです。
アマモ場をたくさん増やして、アオリイカにも増えてもらって、金沢漁港の名物に、アオリイカの一夜干しが加わったら・・・と夢を見てしまいます。
今年のイカ豊漁はアマモ場効果だよ!と、早川さんも言っているので、そのうち夢が夢ではなくなるかもしれません。
追記
定点の日、早川さんのお隣からスミイカ狙いで出船していた釣りバカ師匠に、この話をすると、早速釣り立てのスミイカで一夜干しにトライ。
翌日「旨え、旨えで、あっという間に食っちまっただよ。刺身で食うよりたくさん食えちまうのが難だなー。これから船の上で風干しにしとけば、楽でいいな」
スミイカにも、アオリイカにも、いっぱい増えてもらいましょう(^^)

☆トン汁☆
トン汁に、ニンニクを入れるか、入れないか。冬の定点では、重大問題なのですが。
坂本さんがコンロを購入してくださったおかげで、ニンニク入りとニンニク無しの二種類のトン汁が味わえるようになりました。
年が明ける水温は下がりますが、海藻は育ちます。海の恵みの生海苔やワカメ入りの、スペシャルトン汁、どうぞお楽しみに!

☆水遊び☆
ジュニアのママさま
定点初参加なのに、冷たい水仕事ありがとうございました。ジュニアもママも大丈夫でしたか?
夏になると、カニ干潟前は、小さい子の水遊びにうってつけの場所になります。
浅くて静かで、温かで柔らかな砂地で、コトヒキの幼魚がいっぱい泳いでいて。今年の夏も、ヨチヨチ歩きのお子さんに何人も会いました。
次の夏は、ジュニアの海デビューに立ち会えるといいな、と楽しみにしております。

☆ベカ船☆
早川さんが私たちの支援に使っている小さな漁船を、「ベカ船」と呼びます。
昔、海苔養殖のために使われていた木製の一人乗りの船のことだそうです。
「ベカ」という名の由来は、船体を叩く音からだそうで。
建て込んだ海苔ヒビの間で、作業がしやすい取り回しが楽な小さな船。そんなに厚くない板で作られていたでしょうから、なんとなくわかりますね。
いまでは、4−5人乗りの艫にハンドルがある船を、そう呼んでいるようです。
私の場合、湾奥で黒鯛釣りをしたり、ホンビノスやアサリを採りに行く時にも、「牛若丸」というベカが相棒なので、ジーンズみたいなこのタイプの船がとても好きです。

☆汽車道のアマモ・モニタ☆
 今月から、野島定点の後、みなとみらい汽車道の横に植えられたアマモのモニタリングが開始されます。
牡蠣ガラだらけの海底だそうですが、アマモたち、がんばれ!

それでは、みなさま 今年もお世話になりました。
よいお年を!!
1月の定点で、また、お目にかかれるのを楽しみにしております。

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